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ガン治療に関する講演会

2006.10.20 Friday | -

10月14日、ガン治療に関する講演会に出席してきました。

テーマは「新しいガン治療―本当に患者が納得できるガン治療とは何か」――ということで、「天仙液」という抗ガン漢方薬を扱っている国際癌病康復協会・漢方健康ネットワークが主催して行なわれたものです

講演をされたのは、ホリスティック医学の第一人者、帯津良一医師(帯津三敬病院名誉院長)、三好立医師(キャンサーフリートピア代表)、海外から賴基銘医師(国家衛生研究院行政所所長)、許達夫医師(台中市林新医院医療副院長)――以上、4人のドクターでした。
 
 
 
●賴 基銘先生のお話

賴先生は、ガンに対する漢方薬(天仙液)の医学的な効果について、かなり高度で専門的なことをいろいろ話してくださいました。特に、最新の医療技術を駆使して得られたデータが多く紹介され、どれも非常に説得力のあるものばかり。
ただ、正直なところ相当に高度な内容で、素人の私は、ついて行くのがなかなか大変でした(^_^;



●三好立先生のお話


三好先生は、キャンサーフリートピアという団体の代表を務められている方です。

先生はまず、この団体の活動とも関係の深い、ガン治療における“セカンドオピニオン”の大切さについて語られていました。

セカンドオピニオンとは、“主治医以外の医師に意見を求めること”。
病院や医師によって方針や力量が違うので、これはガン治療においてきわめて重要なことなのだそうです。

わかりやすい例として挙げられたのが、直腸ガンの患者の話。
ある病院では『手術して人工肛門を付けなければいけない』と言われ、しかし別の病因では『その必要なし(!)』と言われたそうです。
(ちょっとこれって、コワイ話だと思うのですが……)

そのようなこともあり、

「ガンを宣告されたら“一日も早く治療を”という一般的な考え方はウソであって、(セカンドオピニオンも含め)きちんと情報収集をして自分はどのような治療を受けるのかを判断すべきである」

とおっしゃっていました。

また、ガンの休眠療法――という新しい治療法についても、興味深いお話をされていました。

普通のガン治療では、「ガンに勝つ」ために、抗ガン剤をどんどん投与し、それによってガンが消滅する場合もあるけれども、副作用で患者もボロボロになって、結局、早死にしてしまうのだそうです。

しかし、休眠療法では、「ガンに勝つ」ではなく、「ガンと引き分ける」という考え方に基づき、具体的には、抗ガン剤をごく少量(通常量の5分の1から10分の1)投与し、これによってガンは消滅しないけれども増殖もせず、しかも量が少ないので副作用が出ず、患者も長生きできる――とのことでした。

余談ですが、驚いたことに、三好先生は私とたったの二つ違い。にもかかわらず、こんなすごい活動をされているなんて、本当に素晴らしい。心から尊敬してしまいます。



●許達夫先生のお話

許先生は、ご自身も直腸ガンで生死の境をさまよわれた経験をお持ちのドクターで、しかし医師でありながら手術を拒否し、菜食、電解水、気功によって自らの治療を試みつつ今日に至っているそうです。

ちなみに、同じ時期に、やはりガンにかかった知り合いのドクターの方々がいらっしゃったそうなのですが、――その方々は、ガンの治療として手術を選択し、しかし現在に至るまでに、全員亡くなられてしまったとのこと。
(このとき会場では笑いがもれていましたが、笑い事ではないと思います……(^_^;)

許先生は、ご自身のガン療法の一つして行なわれている、菜食のメリットについてもいろいろ説明してくださったのですが、低タンパク、高繊維、毒素排泄効果といった医学的・栄養学的メリットの他、

「ベジタリアンになることで、生き物を殺さないという慈悲と智慧に富んだ生活ができる」

――とおっしゃっていたのが印象的でした。
(奇しくも、これは日本の断食療法の第一人者であられる、甲田光雄先生と同じ思想だったので、驚きました)

また、気功に関しては、許先生の師匠であられた方が、

「薬で補うより、食べ物で補う。食べ物で補うより、気功で補う」

とおっしゃっていたそうで、気功は1日10分続けるだけでも、想像もできない効果をもたらす――とお話しされていました。
(私も始めてみようかな?)

ちなみに許先生は、ご自身の体験をつづった『おかげさまで、ガンになりました』(場内爆笑!)という本も発刊されたそうです。



●帯津良一先生のお話

帯津先生は、前日までスイスのルツェルンという都市で、ホメオパシーの医学会に参加されており、この日の朝に日本に帰ってきたばかりというご多忙ぶり。

最後の講演なのであまり時間も残されておらず、かなり早足のお話でしたが、いろいろ興味深いお話を聴かせていただきました。

帯津先生は、まずはじめの方で

「20世紀は、壊れた機械を直す“修理工の医学”を作った。しかし、ホリスティック医学は、病にとどまらず、生老病死、そして死後の世界までを扱う」

というお話をされた後、“統合医学”の必要性について説かれ、

「単に、西洋医学プラス漢方薬ではなく、それぞれを積分(バラバラにして再構築)することが大切」

とおっしゃっていました。

また、世界のホリスティック医学事情についてもいろいろ説明してくださいました。

たとえば、イギリスは代替医療の導入に関してはかなり進んでいるらしく、ロンドンにあるホメオパシーの病院には王室がスポンサーとしてついているのだそうです。

(説明するまでもないことですが、日本ではホメオパシーは民間療法として位置づけられており、国の援助などおりません)

また、イギリスでは、太極拳や、“手かざし”のようなヒーリングにも保険がきくとのこと。
(これってすごいですね……)

そして講演の最後の方で、帯津先生は

「生と死の統合が生きながらにしてできると、ホリスティック医学が完成する」

とおっしゃっていたのですが、この言葉は非常に心に残りました。

帯津先生のお話を聴いていつも思うことなのですが、この方はとにかく見えている世界が広い。
ガンというものを、医学という立場からだけではなく、うまく言えないけれども、人間の生き方そのもの、あるいは宇宙の真理といった視点からとらえようとされている――そんな感じがします。



●医学は、本当に素晴らしい

以上、ちょっと講演内容にまで突っ込んで書いてきましたが、しかし、ここで紹介した内容は全体の10分の1にも満たないものです。

本当はもっと濃密で、非常に価値あるお話の連続でした。
休憩を挟んで5時間弱の講演会でしたが、あっという間に終わってしまったという感じです。このような素晴らしい講演会に参加できて、本当にうれしく思います。

それにしても――こういう講演を聴くたびに思うことなのですが、やっぱり医学って素晴らしい。それに医師という生き方も、最高の人生の選択ではないかと思います。
私も、来世は医師を目指したいものです。




author : clover | comments (0) | trackbacks (368)


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