癒されるいい話 「プチ紳士を探せ」
2006.05.15 Monday | 癒された言葉・名言

ちょっと一息、いい話をご紹介いたします。
私は、お勤めをしているのですが
この話を読んで、私だったらとてもこんな機転にきいた対応なんてできないな....
凄いな
と自分に無い部分に感動しながら読みました
- 第 13 話 - 『一粒のぶどう』
◆一粒のぶどう (読者からのステキなお便り/創刊号 P12より)
* * * *
ある不治の病の女の子の話です。
一歳の時から入退院を繰り返して、五歳になりました。
様々な治療の甲斐もなく、ついにターミナルケアに入りました。
もはや施す術もなく、安らかに死を迎えさせる終末看護、
それがターミナルケアです。
冬になり、お医者さんがその子のお父さんに言いました。
「もう、なんでも好きなものを食べさせてやってください」
お父さんはその子に、何が食べたいか、ききました。
「お父さん、ぶどうが食べたいよ」と、
女の子が小さな声で言いました。
季節は冬、ぶどうはどこにも売っていません。
でも、この子の最後の小さな望みを叶えてやりたい。
死を目前に控えたささやかな望みを、
なんとか、なんとかして叶えてやりたい。
お父さんは東京中のお店を探しました。
思いつく限りのお店、あのお店も、このお店も、、、、、、
足を棒にして、探し回りました。
でも、どこのフルーツ売場にも置いていません。
最後に、あるデパートのフルーツ売場を訪ねました。
「あの…、ぶどうは置いていませんか?」
祈る気持ちで尋ねました。
「はい、ございます」
信じられない思いで、その人のあとについて行きました。
「こちらです」と案内されたその売場には、
きれいに箱詰めされた、立派な巨峰がありました。
しかし、お父さんは立ちすくんでしまいました。
なぜなら、その箱には三万円という値札が付いていたのです。
入退院の繰り返しで、そんなお金はもうありません。
悩みに悩んだ末、必死の思いでお父さんはその係の人に頼みました。
「一粒でもいい、二粒でもいい、
分けてもらうわけにはいきませんか?」
事情を聞いたその店員は、黙ってその巨峰を箱から取り出し、
数粒のぶどうをもぎ、小さな箱に入れ、
きれいに包装して差し出しました。
「どうぞ、二千円でございます」
震える手でそのぶどうを受け取ったお父さんは、
病院へ飛んで帰りました。

「ほら、おまえの食べたかったぶどうだよ」
女の子は、痩せた手で一粒のぶどうを口に入れました。
「お父さん、おいしいねえ。ほんとにおいしいよ」
そして間もなく、静かに息を引き取りました。
* * * *
有名な話なのでご存知かもしれませんが、
聖路加病院に入院されていた患者さんと
高島屋の店員さんの実話だそうです。
これは、「プチ紳士を探せ」http://www.giveandgive.com/の中に収められている話のひとつです。
執筆者&編集長 は、小島章裕氏と志賀内泰弘氏で
とても素敵な話、心にしみる話、心洗われる話、が集められているのです。
もちろん実話です。
私は、かれこれ、1年前にメルマガで偶然、この話が紹介されていて
読み入ってしまいました。
さらに、紹介されていたURLをたどってHPにいき
他のお話も読破してしまいました。
その「プチ紳士を探せ」のHPのコーナーに
定期的に届けていただける
無料メールマガジンのシステムもあるので、
ここで申し込みすると
定期的に最新のいいお話をメールしてくださいます。
10日に1回くらいのペースだと思います。
話は、劇的な話というより
日常のちょっとしたいい話なのです。
でも、なぜか
自分のいたらなさとか後悔の念とかを思い起こし、
心の反省というか心洗われる思いでいっぱいになります。
深夜に一人パソコンに向かって読んでいるとふと涙がダーっと流れ出て
目の周りがまかっかになって
目から涙がしたたか出た後というのは、とてもすっきりして、心が温かくなります。
くやし涙とは違って、「なんて人の世は優しいんだろう」とか
「自分にはとてもこんなことできない、この人すごいなぁ
私もこんなことできるようになりたいな」とか
感動の涙というか、喜びに涙を流すのは、心がとてもピュアになります。
「ギブ アンド テイク」 これは世の中でよく聞く言葉です。
「ギブ アンド ギブ」 与える事と与える事、与え続ける これは大変なことです。
人は与えられて喜ぶものです。与え続けるのは難しいものです。
しかし、HPの中で編集長の志賀内氏はこう書かれています。
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「ギブ・アンド・ギブはなかなか難しいものです。
でも、「プチ紳士」を目指すうちに、知らない間に、
ギブ・アンド・ギブは身についてしまいます。
「プチ紳士」は、心もお金も人生も豊かになり、
すべてが上手くゆく出発点なのです。」
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なるほど...。
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さらに
プチ紳士を探せ!運動の《趣旨》
なかなか善行って、できません。
ましてや、ボランティアなんて堅苦しい。
「いい話」や「美談」なんて、あるようで少ない。
そんな世の中だから、他人の心遣いに触れて、
本当に嬉しくなることがあります。
無理しなくてもいいから、
できる範囲の「よい事」をすればいいと思うのです。
街に埋もれている、「プチ紳士」を探してみましょう。
きっと生き方のお手本になるはずです。
ひょっとして、自分にも、
真似できることがあるかもしれません。
これは「プチ紳士」を称え、
思いやりでいっぱいの世の中をつくろうという運動です。
「プチ紳士を探せ!運動」の流れ
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「癒し」とは、自分が心休まるとか、自分の体が癒えるとか、自分が気持ちよくなる
つまり、自分が起点なんですね。
「癒し」とは、癒したい というより、癒されたいというのがぴったりです。(自分だけなのかな)
だから、なかなか癒されないというか、いつまでたっても満足できないのだなと思いました。
例えば、もっといい映画を、もっといいスピーカーで、もっといい部屋で、もっともっと......。
追求したら、きりがないですね。
求め疲れたとき
あるもので、満足することが、自分にとって一番の「癒し」なのではないかと
気づくことはありませんか?
我が子の笑顔とか、彼女からの電話の声とか
必要以上に求めないことの大切さ
他へ、与えることの大切さ。
これが、究極の「癒し」なのかもしれないな と思えてきました。
自分でもプチ紳士を目指しながら
天使のような無垢な目で世の中見渡して
感動した、いい話があれば、投稿してみようかな っと。

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